私たちの強み
FEATURES

01
熱処理のスペシャリスト

金属の熱処理とは、日本刀の鍛錬のように、金属材料や部品を加熱・冷却して硬さや性質を変化させる工程をいいます。熱処理によって材料や部品の見た目が変化することはありませんが、材料や部品の硬さなどの品質向上のためには欠かすことのできない工程です。例えば、自動車ではエンジン部品や足回り部品で熱処理が施されていなければ、すぐに摩耗したり、破損したりしてしまい人命にも関わります。熱処理は「縁の下の力持ち」として、見えないところで人々の生活を支え、社会に貢献しているのです。

私たち『東熱』は1909年の創業以来、熱処理業界の草分け的存在として、100年以上の歳月を通して金属の熱処理に特化し、熱処理技術の研鑽と新技術の開発に意欲的に挑戦してきました。

現在、国内に5工場、海外に1工場があり、国内では約160基の熱処理炉を備えています。安定した生産能力を有し、数グラムの小物から数十トンの大物までお客様の多様な熱処理内容、品質要求に応えられる「総合力」を自認しています。「熱処理のことなら『東熱』に聞けば何とかなる。」というお客様の声が、営業・技術スタッフの励みとなっています。

02
世界トップレベルの大型設備

『東熱』では、工場ごとに各々特色・独自性のある設備を備えていますが、その中でも特に丸棒鋼や大型浸炭品で他社にない独自の熱処理設備と技術・ノウハウを確立しています。

「コイル専用焼入炉」は、棒線をコイル状に巻いたまま安定した品質で熱処理できるので、お客様の工程の短縮や材料ロスの低減に寄与しています。

「有効直径4メートルの大型ピット型浸炭炉」は、国内最大、世界最大級の浸炭炉で製鉄機械や船舶用の歯車、風力発電装置用のベアリングなど、直径4メートルまでの大型浸炭品の熱処理が可能で、国内メーカーの国際競争力の向上に寄与しています。

「ガントリー型熱処理設備」は、円筒形状の超薄肉長尺品用の熱処理設備で、ロケットなどの航空宇宙機器部品の熱処理に活用しています。最大寸法径1,600mm×長さ6,000mm、重さ1.5tの製品の熱処理が可能で、この大きさの設備を保有しているのは国内では当社のみです。

03
国際基準の品質管理体制

熱処理加工は、その前後で形状・寸法に変化がなく内質が変わる加工のため、見た目で品質を評価することが困難です。このため『東熱』では、お客様の要求、満足度の向上にお応えするために、2004年7月に品質マネジメントシステムの国際規格である「ISO 9001」認証を取得しました。この品質マネジメントシステムを確立・維持し、お客様のあらゆるニーズに迅速かつキメ細かにお応えし、より付加価値の高い熱処理品を効率よく作り出してよう努めています。2015年12月には高砂第2工場航空宇宙ユニットが、航空宇宙産業の品質マネジメントシステムである「JIS Q 9100」認証を取得しました。

また各メーカー様の厳格な審査を経て、製鋼メーカー様をはじめとする多くの上場企業、有力企業から熱処理工場の認定、指定を受けています。

「『東熱』は熱処理技術、技能を売る会社である」との理念のもと、社員の技術、技能向上に努め、 正社員の約8割が金属熱処理技能士資格を保有しています。