会社案内
COMPANY
Greeting
社長挨拶
日本のものづくりの国際競争力向上に
貢献していく企業を目指します
金属の熱処理加工は日本が世界に誇る基盤技術の一つです。熱処理加工を施すことにより金属は見た目は変わらなくとも、素材の性質が変化します。金属熱処理加工とは、素材の持っている潜在能力を加熱と冷却によって適切に引出す事で、世の中に役に立つ製品を生み出す『金属に魂を入れる』仕事です。
当社は、1909年の創業以来、熱処理加工の技術研鑽の道を一貫して歩み、独自設計の設備も使いながら、オンリーワンの技術を蓄積してきました。今日では自動車を中心に、鉄鋼、建設機械、農業機械、産業機械、工作機械、船舶さらに航空宇宙産業に至るまで、広範囲の分野で『熱処理のTONEZ(トーネツ)』として国内外から高い評価を頂いております。
『TONEZ』は、伝統により培われた熱処理技術開発力と豊富な技術スタッフを強みに、お客様のあらゆるニーズに迅速かつキメ細かにお応えします。2004年には「ISO 9001」認証を取得し、また、より付加価値の高い熱処理品を効率よく作り出すために当社は、品質マネジメントシステムの確立、維持に努めております。更に、2015年には高砂第2工場航空宇宙ユニットが、将来有望な分野である航空・宇宙・防衛産業の品質マネジメント規格「JIS Q 9100」認証を取得いたしました。
熱処理加工工程において大量のエネルギーを消費する熱処理業が、引き続き社会から受け入れられ、社会に貢献しつつ発展していくためには地球環境問題の重要性を正しく理解し環境の保全と予防に努めることが不可欠であるとの認識に立ち、2007年には「ISO 14001」認証を取得しました。
この環境マネジメントシステムに基づき、工場ならびに熱処理設備での省エネルギー投資や再生可能エネルギー投資に積極的に取り組むとともに、全従業員が環境負荷の低減活動を展開しております。
2013年に当社初の海外拠点となる東熱(常州)熱処理有限公司の常州工場(中国江蘇省)が稼動しました。中国に引き続き、タイにも現地法人を設立し工場建設の準備をしています。近年の新興国市場の経済成長や円高の進行による国内企業の生産拠点の海外移転、現地調達化が進展しています。これに伴い、海外での熱処理加工ニーズが高まっており、海外市場を見据えた事業展開にも果敢に挑戦してまいります。
『TONEZ』は、これからも「お客様の信用を大切にする」という経営理念を見失うことなく、熱処理新技術の開発に意欲的に挑戦し、熱処理業界のリーダー的存在として、日本のものづくりの国際競争力向上に貢献していく企業を目指します。